
- ――月魚さんはこのお仕事をする前は何を?
- 「ガールズバーとか飲み屋さんで働いていました」
- ――はんなりに入る前の風俗経験は?
- 「ファッションヘルスで働いていました」
- ――はんなりで働こうと思ったきっかけは?
- 「以前働いていたお店で、どちらかと言うとMっ気がある受け身好きのお客様からの需要が高く、もしかしたら私はお客様を責める方が向いているのかも?であれば、はんなりのようなお店の方が自分を活かせるのはこっちなのかも?と思いまして」
- ――事前にSNSを拝見したのですが、「歩く官能小説」ってなんですか?
- 「あ、あれはお客様に言われて面白かったので使わせて頂いたんです(笑)」
- ――たしかにその存在感、お色気ハンパないですよね……
- 「『エロそう』はよく言われますね(笑)」
- ――初対面のお客様はなにきっかけで来られます?
- 「『写メ日記が気になって』という方が多いですね。けっこうな頻度で『本気の写メ日記』を書いてまして……」
- ――本気の写メ日記?
- 「はい。文章がエロいと言いますか、官能小説みたいな感じなんですね。それを見て『この子はどんだけ脳がエロいんだろう?』と気になって来たよと」
- ――まさに「歩く官能小説」な感じなんですね(笑)
- 「あと、在籍写真で目を出しているのですが、その目つきがM男さんのアンテナに刺さるみたいです」
- ――すごくわかります。今、素の状態で見られただけでもドキドキしますもん。
- 「記者さんMなんですね。あはは(笑)」
- ――痴女エステコースの需要も高いのでは?
- 「たしかに。最初は性感エステコースで来られたライトユーザーの方がズブズブにハマって今は痴女エステコース専門になった方も(笑)」
- ――オールヌードオプションで脱いだ時、褒められる身体の箇所は?
- 「ここって限定じゃなく、全体的に『期待以上にエロいカラダでした』と(笑)」
- ――オプションも含め、得意プレイは?
- 「フェザータッチ、言葉責め、寸止め、焦らし、亀頭責め、顔面騎乗、リップ、アナル責め、それから」
- ――ちょ、待ってください。書くのが追い付かない。
- 「あはは(笑)」
- ――つまりほとんど何でも状態ですね?
- 「はい!やってないオプション以外の事は全部得意だと思って頂いて(笑)」
- ――頼もしすぎる……見た目がエロそうなだけじゃなかった……
- 「『見た目エロそう』って思われてたのに、『実際そんなエロくなかったな』ってガッカリされるのはすごく嫌なんです」
- ――嫌って(笑) 見た目以上に中身がエロかったと思われたい?
- 「そう思われたい願望はかなり強いです(笑)」
- ――ソフトタッチオプションをつけて触っていい範囲内での性感帯は?
- 「プロフィールでは『秘密』ってなってるのですが、せっかくインタビューしてもらっているので今日は言っちゃおうかな?」
- ――あらま!ぜひお願いします(笑)
- 「おっぱい全体とかお尻全体をフェザータッチで撫でられるとゾクゾクしちゃいますね……」
- ――ありがとうございます! このお仕事をしたからこその初体験ってございます?
- 「男の潮吹きですね。噂には聞いてましたけど、自分の手で初めて吹かす事が出来た時はちょっと感動しちゃいました」
- ――エロスイッチが入るシチュエーションは?
- 「マッサージしている間はお友達感覚でおしゃべりしているんですけど、そけい部マッサージに入るタイミングで『今からそけい部マッサージするね』ってひと声かけるんですね。それがお互いのスイッチと言いますか」
- ――ここからそういう雰囲気になって行きますよ、的な。
- 「お客様がまだそういう気分じゃなかったのに、私ひとりだけ突然痴女になってもビックリするじゃないですか(笑) お客様に『はい!ここからエロくなって!』『はい性癖さらして!』って言うのもおかしいですし(笑)」
- ――たしかに。突然はエロくなれないですよね(笑)
- 「なので、二人して徐々にエッチなモードにフェードインしていきますよ……という導入部分。その世界観に入りやすい雰囲気づくりはすごく大事にしています。例えば色っぽい吐息であったり、オイルのヌチャって音とか。そういう音の効果を耳で感じ取ってもらったり」
- ――なるほどなるほど。
- 「そこからゆっくり『アナタも声を出して感じまくっていいんだよ、恥ずかしくないよ』という雰囲気に……。そうした方が、その後の盛り上がり方が断然違ってくるので(笑)」
- ――いきなりスイッチ入れるんじゃなく、ゆっくりボリュームのツマミを上げていく。
- 「そうそう、そんな感じですね。」
- ――プレイ後によく言われる感想ってどんな感じですか?
- 「『いきなりじゃなく、ゆっくりいつの間に、気付いたら人が変わってる』と(笑)」
- ――まさにフェードイン(笑)
- 「お客様も同様にいきなりだと『恥ずかしいから嫌だ』な事も、徐々にだと『恥ずかしいけどいい』になりますし。特にはんなりはライトユーザーの方、ちょっと興味があるくらいの方も多く来られますので、そういう方たちが世界に入りやすいような、性感エステの楽しさを知って貰えるような雰囲気づくりをこれからも大事にしていきたいです」
- ――そして月魚さん沼にハマっていくように。
- 「ズッブズブにハマって欲しいですね。あはは(笑)」
● インタビュアー 阿部定治(風俗ライター)